げじべえの里は屋久島を代表する農村“はるお集落”の愛称です。

げじべえげじべえの里の行事をご紹介(1〜6月)

げじべえ1月

七草祝い

七草祝い 7日
今年、七歳になる子供のお祝いをします。
七草の子は神社で祝詞をあげてもらってから
七件の家を回って、「どうしもい」をします。
「どうしもい」とは七草粥をもらうという意味ですが
今では七草粥の代わりにちらし寿司をもらいます。

鬼火焚き

鬼火焚き 7日
お正月を飾るハイライトです。
竹や浜がしでつくった柱のてっぺんに鬼の絵を飾り
夕方に火を入れてゴーゴーと燃やしていきます。
材料に工夫をしているので、バチバチッと大きい音がして
柱が燃え盛るさまは壮大です。
火の粉には厄払いのご利益があるとされています。
はるお集落の鬼火は特に大きく見るものを圧倒します。

いわいもうそう

いわいもうそう 7日
里の青年たちが夜に家々を回って厄除けの唄を唄います。
いわいもうそう
いーつもよい今年はこーえの門松 さかいたもどいよ
東の方の枝にとーびがさがって 
西の方の枝にさうすどいがとまって
さうすどいの前に さ おえたる稲は 
ひともかえば千石 ふたもとかえば二千石
さ そなたの宿を見渡し見れば 
米の俵は千石 モミの俵は二千石
とーびはまんろく いおーてもうそう 
はいやくさんはおさそいで はいやくさんはおん

二十三夜

二十三夜祭 旧暦12月23日
二十三夜様をお祭りします。二十三夜様とはお月様のことです。
里の代表者がお月様にお供え物をし、拝みます。
そのあと、月夜の下で宴会を行います。

げじべえ2月

祈念祭

益救神社祈年大祭

里の神社である益救神社(やくじんじゃ)で1年の祈念をします。
神主に祝詞をあげてもらい、1年の豊作、豊漁などを祈ります。

品評会

タンカン品評会

タンカンを作っている農家が各々出品し、厳正な審査のもと
品評会を行います。
その年の出来を確認し、もっと質を高めていこうという試みです。

げじべえ4月

海祭り

海祭り

集落の住民総出で原漁港の清掃をします。
昔、はるお集落はとびうお漁のさかんな地域でした。
日頃、お世話になっている海に対し感謝の念を忘れません。